１８３７年　江戸で生まれる
　　　１８３９年　江戸大火　　２才
　　　１８４１年　天保改革　　４才

一章　１８４４年　天保１５年　７才
　　　福厳寺の寺子屋で学ぶ　布川勇四郎
　　　に学ぶ

二章　１８５２年　嘉永５年　１５才
　　　浦賀奉行所与力中島三郎助のもとに出仕する　若党　
　　
三章　１８５５年　安政２年　１８才
　　　長崎海軍伝習所に長蔵と名乗り中島三郎助従者として同行し航海や　　　
　　　機関、オランダ語を学ぶ。

四章　１８５７年　安政４年　２０才
　　　江戸の蕃書調所で村上英俊からフランス語を学ぶ　安政６年新設さ 　　　れた神奈川奉行所にお抱え翻訳方手伝いとして出仕する

五章　１８６１年　文久元年　２４才　　　　　　
　　　遣欧使節に通詞として同行しヨーロッパ６ヶ国を巡る、翌年１２月　
　　　に帰国。文久３年５月４日義父大田戴陽を看取る享年６２才　６月
　　　末　長柄村下小路ハチロエムの末娘ミドリと結婚　郷の百姓として　
　　　暮らす　翌元治元年８月　第一子出生命名絵馬　

六章　１８６５年　慶応元年　２８才
　　　８月神奈川奉行所に戻り横浜フランス学舎の教授助手となる　石川  
            造船所で千代田形蒸気船造船に関与、横須賀製鉄所建築の通詞とな　
　　　る　９月スエーデン士官スエンソンの通詞をし、翌夏、スエンソン
　　　帰国後にフランス士官ブリュネの通詞となり親交を深める。

七章　１８６９年　明治２年　３２才
　　　中島三郎助やブリュネらと蝦夷共和国を立ち上げ政府軍と交戦する
　　　が五稜郭陥落間際に離脱して帰郷する

八章　１８７０年　明治３年　３３才
　　　北海道に移住する